結婚相談所を開業する際、集客はSNSやブログ頼みになりがちです。しかし、安定的な集客の柱を築くためには、個人(B2C)だけでなく、企業(B2B)へのアプローチが非常に有効です。
特に地域密着型の相談所にとって、地元企業とのタイアップは信頼性を高め、良質な会員層を獲得できる最高の戦略となります。
この記事では、実際の事例を参考に、「企業の福利厚生」という新しい切り口で集客を成功させるための戦略と具体的なオファー設計を解説します。
✅ 1. なぜ今、企業向け福利厚生が「集客の特効薬」なのか?
晩婚化や未婚率の上昇は社会的な課題であり、企業側も社員の「ライフプランの充実」が「生産性向上」や「エンゲージメント向上」に繋がると認識し始めています。
企業に福利厚生として導入してもらうメリットは以下の通りです。
- 信頼性の獲得:企業に認められたサービスとして社員に案内されるため、個人のSNS発信よりも圧倒的な信頼感を持って受け入れられます。
- 良質な会員層:安定した企業に勤務する独身社員がターゲットとなるため、身元が確かで真剣度の高い会員層を確保できます。
- 紹介の波及効果:一度タイアップが成功すれば、口コミで他の企業にも紹介が広がる可能性があります。
✅ 2. B2Bアプローチの鍵:「企業負担ゼロ」のオファー設計
企業に導入してもらうための最大の障壁は、企業の「コスト」と「契約の手間」です。これをゼロにするオファー設計が重要になります。
🔹 企業へのメリットを最大化する戦略
| 項目 | 具体的なオファー例 | B2Bアプローチでの目的 |
| 入会金 | 通常88,000円 → 無料 | 社員の利用ハードルを極限まで下げる最大のフック。 |
| 企業との契約 | 別途契約締結の必要なし | 企業側の手間(コスト・法務)をゼロにし、導入を促す。 |
| 社会貢献性 | 「ライフプラン充実」を支援し、企業の生産性向上に貢献すると伝える。 | 企業の福利厚生担当者に導入の「大義名分」を与える。 |
✅ 3. 入会を加速させる「料金設計」と「お試し」戦略
企業にアプローチする特別キャンペーンでは、「安心感」と「お試し」の機会を提供し、入会を後押しします。
| 項目 | 料金・サービス内容 | 戦略的な意味合い |
| 初期費用 | 登録料(16,500円)のみ | 入会金を無料にし、お試し感覚で始めやすい低価格を実現。 |
| 月会費 | 5,500円という低価格 | サービス内容に対して非常にリーズナブルに設定し、継続的な活動を促す。 |
| 成婚料 | 110,000円を確保 | 仲人の収益と、会員の真剣度を担保する。安すぎると本気度が下がるリスクを回避。 |
| 特典 | TMS主催の婚活スクールを無料受講可能 | 「初期費用0円で2ヶ月間の婚活スクール」という「お試し婚活」を提供し、入会前の不安を解消する。 |
✅ 4. B2Bアウトリーチの具体的な手順(担当者への連絡)
福利厚生担当者への連絡は、丁寧さと目的の明確さが重要です。
- 丁寧な導入:「突然のご連絡失礼いたします」と敬意を払い、誠実に切り出す。
- 社会課題とのリンク:晩婚化の現状を伝え、企業の利益(生産性向上)に繋がることを提示。
- オファーの明確化:特別な「入会金無料キャンペーン」の概要を簡潔に示す。
- クロージング:「社員の皆様へご周知・ご案内いただけませんでしょうか」と、企業側の具体的な行動を丁寧に依頼する。
このB2B戦略は、あなたの地域密着型の相談所にとって、広告費をかけずに良質な会員を獲得するための強力な武器となります。ぜひ、あなたの誠実なサービスを企業の福利厚生として提案し、安定した集客の柱を築いてください。